食料品の消費減税法案、6日に首相が委員会で答弁へ 自民は同日の衆院通過をめざし、野党側は答弁を見て判断
自民党と衆院会派「中道」の国会対策委員長が4日に会談し、高市首相が出席する衆院財務金融委員会の質疑を6日に開くことで合意しました。自民は同日中の採決と衆院通過を提案し、中道は首相の答弁ぶりを見てから判断する考えです。

① 事実・背景
法案は物価高対策として食料品の消費税率を2年間引き下げ、あわせて新たな支援金を設ける内容です。野党は財源や給付の設計がまだ見えにくいとして、首相自身の説明を求めてきました。

② 影響・今後
衆院を通過すれば舞台は与党が過半数に4議席届かない参院に移り、公明党や国民民主党の対応が成否を左右します。公明党は衆院では反対の方向で調整中と報じられており、参院での判断が最大の山場になりそうです。

③ 別の見方
・2年限定の減税は、期限が来たときの「反動」や店頭の価格表示の切り替えコストも伴うため、効果を家計と事業者の両面から見る必要があります。・公明党は物価高対策としての効果に疑問を示しており、減税と給付のどちらが低所得層に届きやすいかは、政策の立場によって評価が分かれる論点です。・審議時間の面では、野党側が求めた約30時間に近い質疑が積み上がっており、「十分に議論した」と見るか「肝心の数字の提示がまだ途中」と見るかで受け止めが割れています。