米レディット株が上場来最大の約29%安、グーグルのAI検索で訪問者の流入が細る
米掲示板大手レディットの株価が10月30日に29%あまり下落し、2024年の上場以来最大の下げ幅を記録しました。10〜12月期の売上見通しが市場予想を下回り、グーグル検索からの流入減少を会社自身が認めたことが響きました。

① 事実・背景
7〜9月期の売上高は前年同期比53%増と予想を上回ったものの、グーグル経由の訪問は10月に週平均で100万件以上減ったとされます。AIが検索結果の中で答えを示すため、利用者がリンク先を訪れる機会が減る流れが背景です。

② 影響・今後
レディットは閲覧にログインを求める仕組みの試験導入を発表しており、「開かれた掲示板」の性格が変わる可能性があります。報道機関や比較・口コミサイトなど、検索流入に頼る事業全般にとっても先行事例として注目されます。

③ 別の見方
業績そのものは増収増益で、今回の下落は将来の利用者数への不安が中心です。レディットはAI企業へのデータ提供契約も持っており、AIは逆風と追い風の両面を持つ存在として見極めが必要です。