「意欲ある高齢者に働く場を」首相の長文投稿に反発が集中、コメントは9000件近くに
高市早苗首相が10月25日にXへ投稿した、高齢者の就労促進策を紹介する900字超の文章に批判的な返信が殺到しました。G7オンライン首脳会合の欠席をめぐる国会での追及と重なり、首相自身の「働き方」も含めた議論に広がっています。

① 事実・背景
投稿は、65歳までの雇用確保義務や70歳までの就業機会確保の努力義務、ハローワークの支援窓口、年代別の就業率などを紹介し、「働きたい方が働ける社会づくり」を掲げる内容でした。一方、内閣府の調査では60歳以上が働く主な理由の55.1%が「収入のため」で、「健康ややりがい」を強調した書き方とのずれを指摘する声が相次ぎました。

② 影響・今後
G7会合の直前に公邸で会食があった点を野党が国会で追及しており、首相のSNS発信と国会対応のバランスが引き続き争点になりそうです。年金や高齢者雇用の制度設計をめぐる議論にも波及する可能性があります。

③ 別の見方
政府側から見れば、投稿は意欲ある高齢者や非正規で働く若者への具体的な支援メニューを示したもので、就労を強いる内容とは別だと受け取ることもできます。また、会食の場で首相が飲酒したかどうかは未確認で、SNS上の「酒を飲んで欠席」という断定的な言説は事実関係の確認が必要です。