サンリオが「VIVANT」とのコラボを全面終了、「中国メディアの批判が引き金」とジャーナリストが警鐘
サンリオは、TBSドラマ「VIVANT」とのコラボ商品・企画をすべて終了すると発表しました。中国を専門とするジャーナリストの安田峰俊氏はニュースレターで、中国の官製メディアの批判を受けて日本国内の企画が取り下げられた構図に懸念を示しています。

① 事実・背景
ドラマ第2シーズンで中国系の架空組織による拷問場面が放送され、中国国営テレビや環球時報が批判していました。サンリオは「企業理念にそぐわない表現が含まれる」と説明し、中国法人の発表が日本本社より先だったと報じられています。

② 影響・今後
安田氏は、海外市場を抱える日本企業が外国の官製メディアの圧力で国内の表現を変える前例になり得ると指摘しています。今後のコラボ企画では、作品内容の確認体制が企業側でいっそう重視されそうです。

③ 別の見方
一方で、暴力描写のある作品と「みんななかよく」を掲げる子ども向けブランドの組み合わせ自体に無理があったとして、終了を妥当とする声も両作品のファンに多くあります。TBSは特定の国をおとしめる意図はないと説明しており、判断の背景をどう評価するかは立場で分かれています。