南アフリカで統一地方選挙の投票、ANCの支持の行方が焦点 日本時間0時時点は投票中、最終結果は週末の見通し
南アフリカで4日、全国の市・地区議会を選ぶ地方選挙の投票が行われています。登録有権者は過去最多の約2920万人で、投票所は現地時間午後9時(日本時間5日午前4時)に締め切られ、その後に開票が進みます。

① 事実・背景
1994年の民主化を率いたアフリカ民族会議(ANC)は、2021年の地方選で初めて得票率が5割を割り、2024年の総選挙では単独過半数を失いました。事前の世論調査ではさらなる支持低下が伝えられていますが、勝敗は開票結果を待つ段階です。

② 影響・今後
選挙管理委員会が開票結果を順次公表し、最終結果は日曜日に出る見通しです(アルジャジーラ報道)。最大都市ヨハネスブルクなど主要都市では単独過半数の政党が生まれにくいとみられ、連立交渉が市政の行方を左右しそうです。

③ 別の見方
・断水や停電など生活インフラへの不満が最大の争点で、国政の対立よりも「身近な暮らしの課題を解決できるか」が問われる選挙といえます。・投票率が5割を下回るとの専門家の見方もあり、投票率しだいで組織力のある政党が有利になるなど、世論調査どおりの結果になるかは見極めが必要です。・連立市政が続いたヨハネスブルクでは4年で市長が5人交代しており、どの党が勝つかに加えて、安定した市政運営の仕組みづくりも課題として残ります。
