ウクライナ南東部、支援物資の配布拠点だった学校への空爆で死者40人に がれきの下にはなお30人超の可能性
ザポリージャ州コミシュワハで2日、人道支援物資の配布拠点として使われていた学校がロシア軍の航空爆弾による攻撃を受け、ゼレンスキー大統領は4日、死者が40人に増えたと明らかにしました。

① 事実・背景
ウクライナ側によると、最初の攻撃の後、人々が逃げ込んだ地下の避難所に9発の航空爆弾が投下され、救助隊員や警察官も犠牲になりました。国連の人権監視団は、配布の日時と場所は事前に周知されていたとして、国際人道法の基本原則に反する可能性を指摘しています。

② 影響・今後
救助活動は再攻撃の危険の中で3日目に入り、犠牲者はさらに増えるおそれがあります。来週予定される米・ロ・ウクライナの協議を前に、和平への機運に影を落としています。

③ 別の見方
・ロシア国防省は攻撃の対象はウクライナ軍部隊だったと主張しており、双方の説明は大きく食い違っています(国連が犠牲者数の検証を進めています)。・国連によると、航空爆弾は今年すでにウクライナの民間人死傷者の約16%を占めており、今回の一件を超えて、防空態勢の不足という構造的な課題が浮かびます。・米中間選挙の結果が今後の対ウクライナ支援や和平交渉にどう影響するかも、戦況を左右する要素として注目されています。

