シリアの教科書改訂が波紋、女性像へのスカーフ追加や名画の削除にSNSで批判
シリアの学校教科書で、描かれた女性にヘジャブを加える、モナ・リザなどの美術作品や古代の彫像の写真を外すといった変更が見つかり、SNSで議論が広がっています。民主的な参加や市民性を扱う単元の削除も指摘されています。

① 事実・背景
旧政権崩壊後、教育省は旧体制を称える内容を取り除く改訂を進めてきました。今回、地元のファクトチェック団体が実際の紙面とデータを照合し、複数の変更を確認しています。

② 影響・今後
教科書は社会の多様さを子どもにどう示すかに直結するため、女性の描き方や歴史上の人物の扱いが国内の宗派・民族間の緊張に影響するとの懸念が出ています。教育省は新たな全国カリキュラムの策定を進めており、その中身が注目されます。

③ 別の見方
教育省は一部報道を「不正確」と反論し、改訂は旧体制の象徴の除去が中心だと説明しています。拡散している画像の中には出どころの確認が難しいものもあり、ファクトチェック済みの事例と区別して受け止めることが大切です。