ブラジル大統領選で敗れた右派候補が国外へ、出国経路をめぐり隣国アルゼンチンとの外交問題に
25日の決選投票でルラ大統領に敗れた右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員が、アルゼンチンとエクアドルを経由して家族と米マイアミに到着しました。ブラジル政府はアルゼンチンの臨時代理大使を呼び、関与の説明を求めたと報じられています。

① 事実・背景
同氏は資金洗浄疑惑の捜査対象で、最高裁から出国禁止とパスポート提出を命じられていました。米国務省は同氏と家族へのビザ発給を認め、本人は「迫害の被害者だ」と主張し、自らを「正当な次期大統領」と称しています。

② 影響・今後
アルゼンチン側は正式な説明要求の受け取りを否定しており、ルラ政権とミレイ政権の関係悪化が懸念されます。米国が身柄の扱いにどう対応するかも、米・ブラジル関係の焦点になります。

③ 別の見方
同氏は捜査を「政治的動機によるもの」と訴えており、支持者の間では同調する声もあります。選挙の不正を示唆する同氏の発言は具体的根拠が未提示で、司法手続きの進展を冷静に見る必要があります。