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日銀「物価目標2%に到達」と判断、ただし今回は利上げせず据え置き
日本銀行は10月30日の金融政策決定会合で、物価上昇率が目標の2%に達したとの見解を示す一方、政策金利は1.25%に据え置きました。保有ETFの売却ペースを2027年1月から加速させることも決めました。

① 事実・背景
2%目標の導入から十数年を経て、日銀自身が到達を認めた形です。植田総裁は会見で、中東情勢やAI関連需要、為替などのリスクをもう少し見極める必要があるとして追加利上げを見送った理由を説明しました。

② 影響・今後
総裁は利上げ継続の姿勢を示しており、次回以降の会合で利上げがあるかが焦点です。住宅ローンや預金金利、円相場への波及に注目が集まります。

③ 別の見方
政府側は経済財政相が「慎重に判断」と述べるなど、デフレ脱却の正式宣言には距離を置いています。物価が上がっても実質賃金が追いつかなければ家計の実感は伴わない、という指摘もあり、「到達」を手放しで評価するのは早いとの見方もあります。