ポーランド憲法法廷のトップが職務停止に、大統領は外遊を中断して帰国
ポーランドの憲法法廷で、現政権下の議会が選んだ判事が長官らの職務停止を命じ、法廷側は「クーデターだ」と反発しました。警察が警備に入り、ナブロツキ大統領はセネガルへ向かう途中で引き返しました。

① 事実・背景
旧与党「法と正義」時代に任命された長官が、現議会が選んだ判事の職務参加を拒んできたことで、法廷は事実上まひしていました。トゥスク首相は「法の支配の回復は政府の責務」と述べています。

② 影響・今後
法相は長官らの免責特権の解除を求めており、刑事手続きに進むかが焦点です。首相と大統領の対立が一段と激しくなり、EUとの「法の支配」をめぐる議論にも波及しそうです。

③ 別の見方
政府側は前政権による司法の政治化を正す措置と位置づけ、野党側は手続きを欠いた強引な排除だと主張しており、評価は立場で大きく分かれます。深夜に大統領が法廷を訪れた際のもみ合いをめぐっては双方の説明が食い違っており、詳細は未確認です。