「個人のPCにメモリを積むのはもったいない」 オープンAIのアルトマン氏の発言が波紋
オープンAIのサム・アルトマンCEOがポッドキャストで、限られたDRAMを各自のPCに置いて5%程度しか使わないのは世界全体で見ると「かなりひどい」配分で、クラウドに集めて使い切るべきだと語りました。

① 事実・背景
AIデータセンター向けの需要でメモリの品薄が続き、国内のDDR5 32GBの平均価格は1年前の2倍以上に上がったと報じられています。発言は「ローカルでAIを動かせばデータセンターは不要になる」という見方への反論として出たものです。

② 影響・今後
メモリの供給逼迫は2030年ごろまで続くとの見方もあり、パソコンやゲーム機の値上がりは当面続きそうです。「手元で動かすAI」と「クラウドのAI」のどちらに資源を振り向けるかは、今後のIT業界の大きな論点になります。

③ 別の見方
資源の利用効率という理屈は一定の筋が通る一方、クラウドで稼ぐオープンAI自身の事業を擁護する発言とも受け取れます。ローカルAIにはプライバシー保護や通信不要といった独自の利点もあり、効率論だけで割り切るのは難しいテーマです。