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米ロが互いの案を退け、西サハラの国連PKOは35年で任期切れの瀬戸際に
国連安全保障理事会で30日、西サハラの国連PKO(MINURSO)の任期延長をめぐる米国案にロシアが拒否権を使い、続くロシア案も賛成3票で否決されました。任期は31日で切れる見通しです。

① 事実・背景
1991年に住民投票の準備などを目的に設けられたミッションです。米国案はモロッコの自治案を交渉の唯一の土台とし、名称から「住民投票(R)」を外す内容で、15か国中11か国が賛成しました。

② 影響・今後
米国は秩序ある撤収に向け事務総長と協力する姿勢を示しています。停戦監視の空白が生まれれば、モロッコと独立派ポリサリオ戦線の緊張が高まるおそれがあります。

③ 別の見方
米国は「35年間目的が宙に浮いたままの任務の惰性的な更新」を問題視し、ロシアは「一方的な解決の押し付け」と反発しています。自決権と現実的な解決のどちらを重く見るかで評価が大きく分かれる問題です。
Buzzの根拠AP・DW・国連の公式発表が報じ、毎日新聞も速報しました。出典AP通信(英語)/国連プレスリリース(英語)